市議会議員で招待されなければ、参加してみようとは思ってなかっただろう、出初め式。
どちらかというと、リベラルな考えを持ってた私は、制服姿で号令とともに旗持って行進、とかみると、
「軍隊みたい…」と、以前なら式典自体にあまり価値を見出せてなかったのですが。
由来を見てみると、350年前の江戸時代、明暦の大火で江戸の大半が焼失して、絶望感ただよう江戸の町で、そのときの老中が火消し軍団率いて新年に顔見せの儀式をして、町を励ましたことに始まるとか。
そこから新春の恒例行事として受け継がれているらしい。
消防団は、地域の災害のときに出動する自警団の役割を担っていて、コミュニティを守る大切な役割を担ってる。
消防だけでなく、地震などで家屋倒壊したときの救出活動など、救命活動としてかなり専門的なことも、常勤公務員としての消防隊員じゃない、地域の消防団の人が担ってる。
正直、こんなに専門的なことまで消防団のひとが担ってるとは思っていなかった。訓練も相当日頃からやっているのでしょう。
災害や火事のときに、地域の人たちの命を守る活動は、日頃からのコミュニーケーションが鍵を握ってる。あそこのお宅は高齢の方の一人暮らしだな、とか、あの方は体調が悪い、脚が悪いから避難が大変だ、など事前に把握してるかしてないか、で救助の優先順位の判断も変わってくる。
命にかかわることだから、日頃の訓練の賜物、地域でのコミュニーケーションの賜物なんだろうな。地域の人たちからの信頼も厚い。
こういうところ、保守は強いな、と思う。