今日は一般質問でした。
1 災害にそなえる体制作り
(1)避難所開設や受入れのあり方、平時からの準備や訓練について
(2)障がいのある方や高齢者、介護が必要な方々など、避難に困難を伴う方々への対応について
2 新型コロナウイルス経済対策について
(1)中小小規模事業者への持続的な支援について
3 市民のみなさんの健康を守るために
(1)子どもたちと高齢者のマスク着用と熱中症対策について
質問しました。1(2)の、避難に困難を伴う方々の福祉避難所について、
福祉避難所とは、障がいがあったり、高齢だったりして、一般の避難所で過ごすことが厳しい方、自分では避難することができない方などが行く避難所のことです。
いま朝霞市の4つの福祉避難所に指定されている施設のうち、2ヶ所は浸水ハザードマップ内の地域にあって、去年の台風19号のときには浸水してしまったり、近くの道路が冠水してしまったところにある施設でした。
身体が不自由な方々や高齢者で一般の避難所では避難が厳しい方がいく避難所が、浸水してしまう場所にあるのは早急に解決しなくてはいけない問題なのですが、ずっと前から指摘されているにもかかわらず、まだ新しい場所の開拓ができていません。水面下で打診はしていたようですが…
今回、私は特別支援学校を新たに福祉避難所に指定することはできないか、提案させていただきました。
朝霞市には特別支援学校はないのですが、お隣の和光市に2校あり、朝霞市の障がいのある子どもたちはそこに通っている子もいます。
和光市と協議して、災害の場合は特別支援学校に通う子どもたちは学校に避難できるようにしてもらえないか、と。
子どもたちも、いつも通ってる学校が福祉避難所に指定され、一般避難所よりは手厚いケアをしてもらえるなら、心細い災害避難においても安心してもらえるのではないかと。
いつも、「検討いたします」みたいな手応えのない返答しか返ってこないのですが、今回は、ヒアリングのときから、「それはいいですね、協議してみます」と前向きな返答をいただいたので、いつもよりは手応えを感じています。
行政の担当者、福祉障がい課の方も、福祉避難所の開拓は難しかったようで、いろんな議員が福祉避難所を増やすように提案しててもなかなか増えてなかったのですが、
これで、いま水面下で進んでいる場所とともに、福祉避難所として受け入れ可能な施設が増えてくれるといいなあ。
決まるまでに、台風などで大きな水害がこないことを祈りますっ!