朝霞市議会議員 外山まき

朝霞市議会議員外山まきです。基本的にFB投稿の転載。お気軽にコメントで絡んでくださいな。

いまだにアナログな行政、政治の世界





10万円の特別定額給付金マイナンバーカードで申請するのに、結局市の職員が目視で確認しているというアナログな体制、結局郵送のほうが10万円給付が早くなるという漫画みたいな世界になってます


しかも、マイナンバー駆け付け発行で2時間待ちなど役所は三密。


選挙公報の作り方も、データのやり取りではなく、台紙に切って貼って、役所に持って行って、目視で選挙管理委員会の人が確認。メールでpdfデータで送るのなら30秒くらいで済むことを、半日くらいかけている自治体もある。


私が市議会議員になって、1番びっくりしたのが、議会事務局と市議会議員の連絡の主なツールが、未だにFAXか書類の郵送だということ。


え、メールじゃないんですかとびっくりした。


急ぎの連絡で郵送が間に合わず、正式な文章の場合、わざわざ書類を市の職員の方々が市議会議員の自宅まで、一軒一軒届けにくるというアナログぶりなのです。


Slackやチャットワークほど仕事系のものじゃなくても、LINEメッセンジャーのチャットやグループ通話、それが無理でもせめてメールでの連絡くらい、デジタルでいいんじゃないのと思ったけれど、


市議会議員で70代以上の方を中心に、重鎮の方ほどパソコンを使わない、という理由で未だにメインの連絡手段は郵送とFAXなのです


メッセンジャーLINE workだったら、既読や未読が誰か確認できるから、わざわざ家に書類届けに来なくてもわかるのにな非効率の極み。


もう、若い世代はスマホのみで、電話回線のほうがないよ


国のサイバーセキュリティ担当大臣がパソコン触ったことなかったり、USBを知らない人だったり、SNSに投稿できるという理由で大臣に起用されるという、6070代が政治の主軸を担う日本は、


台湾や北欧のように、3040代のデジタルネイティブ世代が閣僚や総理大臣を務める国に、もうICTでは周回遅れをとってるよね。ビジネスはまだましでも、政治や行政の世界は特に。


国のトップがアナログなら、行政の末端の市役所や市議会もアナログ、非効率の極みなのです


デジタルデモクラシーが日本に確立するのは、いつになるのだろう