10/6県議会委員会を傍聴してきました。
埼玉県 虐待禁止条例
自民党県議団 田村琢実団長:
「(Q.留守番も虐待?)もちろんです。子どもが放置をされている状態を我々は『虐待』と定義をし、
留守番ができるからといって小3以下の子どもを残して外出している状態がいかに危険か、
そこの意識の認識を変えていただきたいというのが私どもの条例に対する思い」
「短時間でも放置は虐待」
「親が頑張らないといけない部分も増えるもしれないが」
「子どもの立場にたった、子どものための条例です」
田村団長は
日本会議地方議員連盟副幹事長でもある
日本会議といえば「親学」
「育て方が悪いから発達障害になる」
「母親がでしゃばりすぎてきたから、家庭が崩壊して離婚が増えた」
など
「母親を再教育して、子どもを育てさせれば、
社会に従順な良い子になる」
という時代錯誤な家父長的価値観
この価値観のもと、虐待禁止条例はできているのではないか
ちなみに、田村団長はご夫婦2人でお子さんはいないとのこと
車上放置して、亡くなったり、マンション落ちて亡くなったり、公園などで不審者が増えているという子ども危険に晒されている現状を変えたいという、強い思い、理想は感じるのだけれど
「子どもを守るため」って
子どもたちに聞いた?
子どもの主体性は?
子どもの発達課程で、徐々に親のテリトリーを離れて自立していくことが成長なのでは?
子どもにとって、公園で遊ぶのに、ずっと親に見守られているのも窮屈に感じるのが、成長の証だと思うのですが…